健康とは何か?会社員の7年間1度も風邪で休まず出勤していたため「健康だよね〜」と言われることが多かったです。改めて健康とは何か?を考えてまとめています。
この記事はこんな人におすすめ
- 健康に関心があるが、何から始めればよいかわからない人
- 生活習慣を改善したい人
- 健康関連の情報が多すぎて混乱している人
- 健康の本質的な意味や考え方を知りたい人
記事の概要
この記事では「健康とは何か」という問いに対して、WHOの健康の定義に含まれる身体的・精神的・社会的な観点を体系的に解説します。またそこから観省庵流にアップデートさせた環境視点を入れた健康の定義を紹介します。さらに、健康を維持・向上させる具体的な方法も紹介。読後には、自分に合った健康習慣の方向性が明確になります。
この記事を読むと変わること(Before / After)
Before | After |
---|---|
健康って漠然としていて何をすればいいかわからない | 健康の定義と要素を理解し、具体的な習慣を取り入れられる |
情報が多すぎて迷いがち | 体系的な考え方で優先すべき生活改善ポイントが分かる |
自己流で無理なダイエットや運動をしている | 身体・心・社会のバランスを意識した持続可能な健康習慣を実践できる |
健康とは?(WHO定義)
1948年に発効されたWHO憲章1では、前文において「健康」を次のように定義しています。
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
「健康とは、単に病気や虚弱でない状態ではなく、身体的、精神的および社会的に完全に良好な状態であること」
ポイントは以下の3つです。
- 身体的健康の観点
- 病気や障害がなく、日常生活を問題なく送れる状態
- 栄養、運動、休養などの生活習慣が基礎
- 精神的健康の観点
- ストレスへの耐性、感情の安定、自分らしい生活ができる状態
- メンタルヘルスの維持は身体健康にも直結
- 社会的健康の観点
- 家族、友人、職場など社会との関わりが良好である状態
- 孤独や社会的不適応は健康リスクを高める
体に病気がないだけではなく、精神的な意味と社会的な意味があることがポイントです。ただし、私はこの定義は不十分だと思っており、大事なことは自然環境との関係も必要だと思っています。
P.S 定義とは何か?は下記でもまとめています。
観省庵版 健康の定義アップデート版(環境的健康を追加)
「健康とは、単に病気や虚弱でない状態ではなく、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態であり、さらに人間と自然環境との調和が保たれている状態」
4.環境的健康の観点を追加しています。自然環境とのバランスが保たれ、生活や社会活動に支障がない状態をさします。人間だけが健康に見えても恵をいただく環境が不健康であれば、長期的には不健康になります。なので、健康の概念に「環境」が大切なのです。
健康を維持するための基本習慣(4つの観点)
1. 身体的健康
- バランスの取れた食事:栄養豊富で加工食品を控え、季節の野菜や魚を中心に
- 適度な運動:有酸素運動・筋力トレーニング・柔軟性の維持
- 十分な睡眠:7〜8時間を目安に質の高い睡眠を確保
- 定期健康チェック:体重、血圧、血糖値などを管理
2. 精神的健康
- ストレス管理:瞑想、趣味、リラックス法の習慣化
- 感情の自己調整:怒りや不安のコントロール法を身につける
- 学習・自己成長:新しいことに挑戦することで心の活力を維持
- 休養・リフレッシュ:仕事や日常から適度に離れ、心身を回復させる
3. 社会的健康
- 人間関係の充実:家族・友人・同僚との良好な関係を維持
- 社会参加・貢献:地域活動やボランティアで社会とのつながりを持つ
- コミュニケーション習慣:定期的に相談・対話することで孤立を防ぐ
- 安全な生活環境:地域の治安や住宅環境など、安心できる社会基盤を整える
4. 環境的健康
- 自然との接触:森や公園、川辺などでの散策・アウトドア活動
- 生活環境の整備:空気や水の清潔、快適な居住環境の確保
- 持続可能な生活習慣:ゴミ分別や省エネ、環境への負荷を減らす意識
- 災害リスク管理:自然災害や気候変動に備え、安全な生活環境を維持
健康を評価する方法(一般的)
- 身体指標:BMI、体脂肪率、血圧、血糖値
- 生活習慣チェック:食事・運動・睡眠の自己評価
- メンタルチェック:気分の安定やストレス度の自己診断
- 社会的指標:友人・家族との関係、社会参加度
- 環境指標:気温、ゴミ再生産指数、CO2排出量など
- (気温が上昇して食を支える作物が取れなくなる状態は「健康」ではないですよね)
健康習慣を継続するコツ
- 小さく始める:一度に多く変えようとせず、1日5分の運動から
- 目標を明確にする:健康診断結果や運動目標を設定
- 記録と振り返り:日記やアプリで生活習慣を可視化
- 周囲と共有する:仲間や家族と一緒に行うことで継続しやすい
具体的なおすすめ健康習慣(実践編)
リアルフードから栄養をとる、睡眠をとる等以外におすすめなのがゴミ拾い、早朝ウォーキング、バードウォッチング&リスニングです。
ゴミ拾い
身体、精神、環境に良い作用があります。みんなで拾えば、社会的観点も達成されます。誰でもプラスチックの袋1枚と決意さえあれば実践できる健康習慣です。
<早朝の>、早歩き&ランニング
身体と精神に良い作用があります。早朝のと書いているのは、太陽の光に浴びることが大事だからです。朝と夜で同じランニングでもまるで効果が違うと断言できます。1日の目安は8000歩を目指して行いましょう。科学的には早歩きが健康に良い2とされています。
私自身の体験ですが、毎朝8000歩を目指して歩いたりランニングした結果、1ヶ月半で78kgから72kg台へ減量に成功しました。(2025年9月25日時点)その際、靴にポイントがあったと感じています。
Vibram FiveFingersは5本指の靴ですが、体全体に良い刺激が入ることで減量に貢献してくれたと思います。ABテストができていないのでなんとも言えませんが、他のランニングシューズだとここまで減量できたかは不明です。
バードウォッチング&リスニング
バードウォッチングです。私は、コロナ禍に鳥の魅力に気づきました。鳥の動きを観察だけではなく、鳴き声を聞くリスニングでも良いのです。ただ大地を走っているときに、自然音に耳をすませて鳥の鳴き声を識別できると小さな幸福感を得られます。また自然のことを知るのに「鳥」は入り口として最適です。出会いに偶然性があるので探す楽しみもあります。また、探すには、その鳥の生態を知らないと出会う確率を高めることができないので、「環境の勉強」がまるごと出会いの確率を高めることにつながります。例えば、暗い森を好むのか明るい森か、朝か昼か夕方か夜どの時間帯が見られるか?どんな昆虫や植物を食べるのか?などなど。鳥から植物、樹木、立地・・・無限に広がります。
この地球には人間以外の生き物がいるということを、心から理解していないと環境問題に対してのアンテナも広がりません。鳥はまさにそういったことを教えてくれます。
日々意識しなければ、あっという間に時間が過ぎますが、鳥との出会いや気づきはあなたに小さな幸福感をもたらしてくれます。その幸福感の積み重ねが健康につながると勝手に感じています。
鳥の勉強をするには、野鳥の会などの組織もあるので入会もおすすめです。(私も入会しています)
鳥を見続けていると違和感にも気づけるようになります。
下記のツイートは、AI写真について指摘をしたものになります。
普段から鳥を観察していないと、なかなか見破れません。
↓↓
なんでもない小さな習慣のご紹介でしたが、やって後悔したことはないものになります。
他にも塩の摂取などもありますので追って記事で紹介できればと思います。
まとめ
- 健康とは身体・心・社会・環境との調和によって成り立つ状態
- 食事・運動・睡眠・人間関係・自然環境とのバランスが不可欠
- 小さな改善を継続することで、生活の質は確実に向上する
健康を理解し、体系的に習慣化することで、単なる病気予防ではなく、日々の生活の充実度が高まります。人々が健康になり、自分らしさを解放し、認め合い、争いのない世の中へ向けて活動をしていきましょう。
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そういった方は、まずは一人ではなく、複数人での振り返りやコーチングから始めてみましょう。
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