【2025年最新情報掲載】Googleフォーム(グーグルフォーム)とは?|無料で使えるアンケート・申込フォーム作成ツールの使い方と活用法

マーケティング

この記事はこんな人におすすめ

  • 無料で簡単にアンケートや申込フォームを作りたい
  • Googleフォームの基本機能や使い方を体系的に知りたい
  • 回答を自動でスプレッドシートに集計したい
  • ビジネス・教育・イベントで活用したい
  • 他のフォームツール(フォームズ・フォームランなど)との違いを知りたい

この記事を読むと変わること(Before / After)

Before(読む前)After(読んだ後)
Googleフォームの存在は知っているが、どう使うのか分からない作成〜共有〜集計までの流れを自分でできるようになる
フォームを一から作るのが面倒に感じるテンプレートで数分で完成できることを理解
回答の集計に時間がかかっている自動でGoogleスプレッドシートに集計される仕組みを理解
ビジネスや教育での具体的な活用イメージがない目的別の活用例を参考にすぐに導入できる
他の有料フォームサービスを検討中無料でも十分活用できる理由がわかる

Googleフォームとは?(定義)

Googleフォーム(Google Forms)とは、
Googleが提供する無料のフォーム作成ツールで、アンケート・申込・テスト・フィードバックなどの回答をオンラインで収集・集計できるサービスです。

Googleアカウントがあれば、誰でも無料で利用できます。
フォーム作成・回答・集計がすべてWeb上で完結し、専門知識が不要なのが特徴です。

Googleフォームの基本機能

機能内容
質問作成機能記述式・選択式・チェックボックスなど多様な質問タイプを作成可能
回答集計機能自動でグラフ化・統計化されるダッシュボードを標準装備
スプレッドシート連携回答結果をGoogleスプレッドシートにリアルタイムで反映
テーマ設定色やフォント、背景画像を自由にカスタマイズ可能
共有・公開機能URL共有・QRコード・メール送信・Webサイトへの埋め込みが可能
制限・認証機能回答制限(Googleアカウント必須、1人1回など)を設定可能

Googleフォームの使い方(基本操作ステップ)

ステップ1:フォームを作成

  1. Googleドライブを開くorChromeのアプリからフォームを選択
  2. 「+新規」→「その他」→「Googleフォーム」を選択
  3. フォームのタイトル・説明を入力

ステップ2:質問を追加

  • 「+」アイコンをクリックして質問を追加
  • 質問タイプ(選択式・チェックボックス・記述式など)を選ぶ
  • 必須回答を設定する場合は「必須」をONに

ステップ3:テーマを変更

  • 上部のパレットアイコンからテーマカラーや背景を選択

ステップ4:プレビュー確認

  • 目のアイコン(プレビュー)で実際の見え方を確認

ステップ5:共有・送信

  • 「送信」ボタンを押してリンクをコピーまたはQRコード生成
  • Webサイトやメールに貼り付けて公開

ステップ6:回答を確認・集計

  • 「回答」タブで集計グラフを自動生成
  • 「スプレッドシート」アイコンでリアルタイム集計を確認

Googleフォームの活用例(ビジネス・教育・イベント)

特に教育・NPO分野では「コストゼロで使える信頼性」が高く評価されています。

分野活用例
ビジネス顧客アンケート、社内満足度調査、イベント申込フォーム
教育小テスト、授業フィードバック、出席確認
NPO・地域活動ボランティア募集、参加申込、寄付者管理
イベント運営セミナー申込・アンケート・懇親会出欠管理
個人利用趣味サークル・クラブ活動・家庭内アンケートなど

Googleフォームの拡張・応用

方法概要
Google Apps Script連携回答時に自動返信メールを送る、条件分岐を高度化など
Googleスプレッドシート活用回答データを分析・グラフ化・自動集計に活用
条件分岐(セクション機能)回答内容によって質問を切り替える
多肢選択式とプルダウン形式の質問でのみご利用いただけます。
ファイルアップロード機能画像・PDFなどを回答者から受け取る
アドオン(拡張機能)Form Publisher, Choice Eliminator など便利機能を追加可能

他のフォームツールとの比較

「デザイン性」では有料ツールに劣りますが、「操作性・連携性・コストパフォーマンス」はGoogleフォームが優れています。

ツール名特徴無料プラン企業利用
Googleフォーム無料・自動集計・共有が簡単
formrunデザイン性・CRM連携に強い
Microsoft FormsOffice連携重視
Typeform視覚的で洗練されたUI
SurveyMonkey高度な分析機能あり×

Googleフォームのメリットとデメリット

メリットデメリット
✅ 無料で高機能❌ デザイン自由度が低い
✅ Googleアカウントがあれば誰でも利用可能❌ 条件分岐の柔軟性に制限あり
✅ 自動集計・分析が簡単❌ スマホでのレイアウト調整が限られる
✅ 共有・埋め込みが容易❌ ブランドイメージを重視する場合は不向き

まとめ:Googleフォームとは?

Googleフォームとは、誰でも無料で使える「情報を集め、つながりを生む」フォーム作成ツール。

・無料で高機能、初心者にも扱いやすい
・スプレッドシートとの自動連携が強力
・ビジネス・教育・地域活動など幅広く活用可能

参考情報源

Ⅰ.公式ドキュメント・ヘルプガイド(信頼性最重視)

タイトル発行元内容
Google フォーム ヘルプセンターGoogle サポート公式フォームの作成・共有・設定・集計に関する公式マニュアル。常に最新のUIに対応。
Google Workspace ラーニングセンターGoogle Workspace教育・ビジネスでのGoogleフォーム活用例や共同編集の方法を解説。
Google Cloud Blog – Forms UpdateGoogle Cloud Japan Blog機能アップデート(AI入力支援や新テンプレートなど)を公式が発表。
Google for Education BlogGoogle for Education教育現場でのGoogleフォーム活用事例を紹介。

Ⅱ.実務・業務活用系(ビジネス・教育現場での実例)

タイトル出典内容
「Googleフォームの使い方まとめ(基本〜応用)」できるネット(インプレススクリーンショット付きで操作方法を初心者向けに解説。
「Googleフォーム×スプレッドシート自動集計」JICOOスプレッドシートとグーグルフォームの連携方法解説
【2025年完全版】Googleフォームの使い方を徹底解説formLabフォームマーケティングの観点から使い方を整理。
学校でGoogleフォームを活用する40の方法
Jotform教育分野での活用例まとめ

Ⅲ.比較・レビュー記事(他サービスとの位置づけ)

タイトル出典内容
「Googleフォーム vs formrun vs Typeform 比較」ボクシルSaaS有料フォームとの機能・コスト・デザイン性を比較。
「無料で使えるフォームツールおすすめ10選」ITreview Blog中小企業・個人向けフォーム作成ツールの比較。
「Googleフォームの限界と代替案」Formrun公式ブログGoogleフォームで実現できないデザイン・CRM機能を比較的に分析。

Ⅳ.教育・NPO分野での活用参考

タイトル出典内容
非営利団体のためのヒント非営利団体のためのヒント非営利組織GoogleWorkspaceを活用する例。
「学校でのICT活用におけるフォームの役割」文部科学省 ICT教育推進ページGoogle Workspace for Education内での利用指針を紹介。
「Googleフォームを使った探究学習」教育ICT研究所レポート探究・データ活用教育の実践例を解説。

最近の主な機能追加・更新

以下は、特に注目すべき更新です。

1. 回答者の制御をより細かく

「誰がフォームに回答できるか」をより細かく設定できるようになりました。具体的には、フォーム作成者が「対象ユーザー/グループを指定して回答を受け付ける」設定が可能になっています。

Google Workspace Updates: Adding granular control options for who can respond to existing Google Forms
  • ロールアウト:Rapid Release ドメインで 2025年6月23日から段階的に。
  • 対象:All Google Workspaceユーザーおよび個人 Google アカウントユーザー。
  • 注意点:対象ユーザー設定(“target audiences”)は一部エディション限定。

ビジネス/教育用途で「回答者を社内・特定ドメインに限定したい」という場合に、より安全・管理しやすくなったというメリットがあります。


2. Gemini(AI)統合による新機能

フォーム作成/回答分析に AI 機能が加わっています。

Google Workspace Updates: Use Gemini in Google Forms to summarize form responses
  • 「Help me create」機能:フォームをゼロから自動生成する補助。ドキュメント、スライド、PDFなどを参照させてフォームを作成。
  • 「回答を要約」機能:回答(特に短文/段落形式)を AI が要約し、傾向やキーフレーズを抽出。
  • 対象:Business Standard/Plus、Enterprise系、Education系の一部+AI付加ライセンスが必要な場合あり。

分析やフォーム作成を効率化したい組織にとっては大きなアップデートと言えます。



🔍 実務上の活用・注意点

  • 活用:例えば、社内アンケートで「回答対象を部署限定」にしたり、教育機関で「学生だけ/教職員だけ」に限定する設定が容易になった。
  • 活用:AIによる要約機能を使えば、大量の自由記述回答をざっと把握して次の施策に活かせる。
  • 注意点:AI機能(Gemini統合)はエディションやライセンスによって可否が異なるため、自社/学校で契約しているプランを確認する必要があります。
  • 注意点:既存フォームのレイアウト・共有設定がアップグレードによって変わる可能性があるため、「大きな配布前」にチェックしておくのが安全です。
  • セキュリティ警戒:また、Google Forms を悪用したフィッシング詐欺が報告されており、フォームの用途・回答者・配布経路の管理が重要になっています。

お問い合わせ

Googleアンケートフォームの作成や相談は下記までお問い合わせください。
ユーザへのアンケートやその後の分析、コミュニケーションまで相談いただけます。

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