世の中の検索需要の伸びを知りたい。テレビで放映されたあとの、バズり効果を確認したい・・
そんな時に誰でも利用できるツールがGoogleTrendsです。Googleが作成しているサービスになります。
この記事はこんな人におすすめ
- トレンドに合ったコンテンツを作りたい方
- SEOやSNS運用に役立つ情報を探している方
- Googleトレンドを使ったことがない初心者の方
記事の概要
Googleトレンドは、検索キーワードの人気度を時系列で把握できる無料ツールです。トレンドをいち早くキャッチし、コンテンツや広告戦略に反映することで、競合よりも先にユーザーの関心を捉えることができます。
この記事を読むと変わること(Before / After)
Before | After |
---|---|
なんとなく話題を調べている | データをもとに確実なトレンドを把握できるようになる |
記事ネタに困ることがある | トレンドをもとにしたネタ出しができるようになる |
ツールの使い方がよくわからない | Googleトレンドの活用法を体系的に理解できる |
Googleトレンドとは?(定義)
Googleトレンドは、Google検索におけるキーワードの人気度を、地域・期間・ジャンルごとに可視化する分析ツールです。検索行動という一次データを元にしているため、マーケティングやコンテンツ制作における指標として信頼性が高いのが特長です。
Googleトレンドでできること
- 検索キーワードの人気推移をグラフで確認できる
- 地域別の人気度を可視化できる
- 関連キーワードや急上昇ワードを発見できる
- トピック比較や季節性の調査ができる
Googleトレンドの基本的な使い方
- Googleトレンドにアクセス
- 検索窓にキーワードを入力
- 地域・期間・カテゴリを指定
- グラフ・関連キーワード・地域マップなどをチェック
試しにブルーベリーで検索し、期間を過去5年間とします。


トレンドが見られました。
さらに、Googleトレンドでは検索したキーワードの関連トピック・関連キーワードを見ることができます。
下記画面の下をご覧ください。
この関連キーワードで、あるアニメやゲームとの関連性を発見できれば新たな潜在顧客との接点を生み出せる可能性があります。
下記はポケモンSVの舞台が「ブルーベリー学園」というだけでした。
ただ、今後たとえば、ポケモンGOのナイアンテックとコラボして、ブルーベリー農園でしか手に入れることができないアイテムやポケモンが出せたりしたらネットとリアルが融合して面白いですよね。

マーケティング活用法【実践編】
コンテンツSEOのネタ探しに使う
例:「花粉症」で検索 → 3月にアクセスが急増 → 2月中に記事を準備
SNS投稿の話題選定
例:「ハロウィン コスプレ」「バレンタイン いつ」などの季節ワード、新施設公開など
ジャングリア沖縄は2025年7月25日に公開。遂に完成した自然を持ちいたテーマパーク。USJをV字回復させた森岡毅さんが先導し作られたテーマパークです。公開日がもっとも検索されてそこから低減しています。ここからテレビなどの影響で増減が見られると思います。今後の動向が楽しみです。

広告の出稿時期の見極め
例:季節性商品の需要ピークを可視化して、最適なタイミングで広告配信
ベリー農園見習いの私が気になるワードの一つです。(笑)
ブルーベリーなどの果樹は季節性があるので下記のような波打つトレンドとなっています。
基本的に検索の需要が増えるタイミングがわかっているのでそれに沿って検索型の広告配信等が狙えます。果樹はわかりやすい例ですが、他にも実は季節性があるという法則を見つけられてば先回りして需要ピークをもとに広告の配信が狙えますね。

Google広告については下記本が参考になります。初心者向けの解説となっていますので合わせて確認してみるとイメージが湧くと思います。
投資対象の選定
例)昔ピークだったものが再度ピークになる可能性を予測して先回りする
「鬼滅」というワードで検索すると大きな波があります。
直近公開された劇場版「鬼滅の刃」無限城編の影響で、再度2020年時点のようなキーワード需要があります。漫画自体早くにストーリー完結し、やや話題性が落ちていたところ今回の映画公開です。
キーワード検索数を元に需要を予測し、映画から派生するグッズなどの会社をチェックするなどすると良いでしょう。

Googleトレンドを使う際の注意点
- 絶対的な検索ボリュームはわからない(相対値)
- ニッチワードはデータが出ないことがある
- あくまで「関心の度合い」の指標であり、購買意図とは異なる場合も
よくある質問(FAQ)
Q. Googleトレンドは無料ですか?
→ 完全無料で使えます。Googleアカウントも不要です。キーワードプランナーはGoogleアカウントが必要になります。Googleトレンドのほうが気軽に使うことができます。
Q. キーワードプランナーと何が違う?
→ トレンドは“時系列・変化”が捉えられる、キーワードプランナーは“ボリュームとCPC(クリック単価の確認)”が捉えられる。
まとめ:トレンドを味方につけよう
Googleトレンドは、無料ながらも非常に優秀な情報収集ツールです。うまく活用すれば、検索対策・SNS運用・広告戦略など、さまざまなマーケティング施策において有利に立てます。「勘」や「なんとなく」から、「データにもとづく判断」へ。今すぐ、Googleトレンドを使いこなしましょう。
マーケティングやデータについて興味がある方は以下よりご連絡をお願いします。
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