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経営者とは?経営者の仕事は、「宣言、約束、実行、実現」

哲学
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経営者とは?どんな仕事、役割?

経営者とは、宣言、約束、実行、実現する人です。欧米ではミッション、ビジョン、バリューを実現する人という言い方がされますが日本語にすると上記の4つの単語に集約されるのは?と現時点では思っています。

参考:ミッション、ビジョン、バリューの違い

その考えのきっかけとなったのが下記ユニクロ柳井さんの本「経営者になるためのノート」です。社会人になってコンサルティング業務を開始した当初から読んでいましたが、現在読み直すと新たな気づきが得られる本でした。

管理人
管理人

ちなみにコンサルティング業務は、経営者の宣言、約束、実行、実現のフェーズでの問題を定義し、実現へ向けた解決の道筋を一緒に考え成果を実現することです。

「実現する」とは何か?

この本の序章に経営者とは?が言語化されているため引用します。

経営者とは?成果を上げる人。成果とは、「約束したこと」です。顧客、社会、株式市場、従業員に対して、「こうなります」「こうします」「これをやります」と宣言をして約束したこと。これを実行して、実現する。これが成果をあげるということです。

約束する成果としてあげてはじめて、顧客、社会、株式市場、従業員から信頼されて、会社は存在し続けることができる。

ファーストリテイリングは、「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」というステートメントに集約された「使命感」をもっています

この使命感にゴールはありません。永久にゴールに到達することはないのですが、ゴールを目指して追いかけます。それが正しい会社の姿です。それが正しい経営者の行動です。

永久に完成しないけれど、それに近づくために、5年後にはこうなる、来年にはこうなる、今年はこうなる。こうなるために、今からこれをやる、今年はこれをやる。来月、来週、今日はこれをやると約束をする。そうやって約束したことを実現する。

会社の使命と成果が結びついていること。それが経営の原則です。

ちなみに実行・成果を担うのが役員やマネージャーでもあります。
マネージャーは「manage(~なんとかする)」が語源であり、会社の事業領域において目標達成へ向けてなんとかする人たちです。

なので社長の役割は、宣言と約束、全体方針設計、モニタリング肝となります。社長自身が実行役をしていると、全体方針策定の時間が確保できずに、方向性の見直しをする人がいなくなります。

個人で事業を運営する場合は全てを一貫して行う必要がありますが、
会社経営として人を雇用した場合は権限移譲が重要となります。

直近のユニクロのIR資料の一部より:服の民主主義を実現する

直近のユニクロのIR資料の一部です。ネットで資料がシンプルがゆえに広がっていました。

タイトルは「服の民主主義を実現する」

誰もが知っているユニクロになったのでこのようなシンプルな資料になったとも言えますが、
資料作成自体は手段であり、間接業務であることから装飾等は抑えて強いメッセージを出しています。

https://www.fastretailing.com/jp/ir/library/pdf/20251009_yanai.pdf

他の経営者の宣言

松下幸之助「水道から流れる水のように、廉価で大量に物資を供給することで人々を幸福にする」

画像引用:物をつくる前にまず人をつくる~松下幸之助の人材育成

本田宗一郎「世界一の二輪車メーカーになる」「F1レースに参戦して優勝する」

画像引用:ダイヤモンドオンライン

孫正義「情報革命で人々を幸せに」

画像引用:Wikipedia

会社の役割は時代背景にも影響を受けます。戦後の貧しい時代に立てられた松下幸之助さんの水道哲学は大事な一方で、現在モノがありふれた世の中でかつインフレ経済下(モノの値段があがる)では水道哲学的な発想ではなく、より価値のあるものを長く使える。メンテナンスすることで長く使えるというものが大事であると個人的には感じます。

社長が行う会社経営とは?

一言で言うならば、外部環境に対する内部資源の適応です。

内部資源とは、人、モノ、カネ、不動産、情報等です。
外部環境というと難しいですが、いろいろ視点はありますが根本にあるのは『顧客のニーズ』です。

つまり、外部環境に対する内部資源の適応とは、顧客のニーズ変化に対して限られた内部資源の配置を行い「成果」を出すことです。

顧客に行動やニーズに影響を与える外部要因の変化を見極めるのがいわゆるPESTやPESTELです。
ここは勘違いしないでください。

「AIが伸びる」「観光業が伸びる」
業界やツールが伸びるだけではなく、顧客側の視点で発想をする必要が大事です。

観光業が伸びるのはなぜ?
AIが伸びるのはなぜ?

なぜを5回問い続けて、顧客側の変化を探る必要があります。
昨日までの顧客、今日の顧客、明日の顧客は少しずつ植物のように変化しています。
その顧客の求めているものをしっかり捉え続けられるかが大事です。

CaseStudy(ケーススタディ)

CASE① 観光業はなぜ伸びるのか?(Whyを5回)

Why① なぜ観光にお金と時間を使う人が増えたのか

モノ消費より「体験・記憶」に価値を感じる人が増えたから

Why② なぜ体験・記憶に価値を感じるようになったのか

モノが満たされ、所有では幸福を感じにくくなったから

Why③ なぜ所有では幸福を感じにくくなったのか

比較・承認・効率の社会で「自分が生きている実感」が薄れたから

Why④ なぜ生きている実感が薄れたのか

デジタル中心の生活で、身体感覚・自然・偶然性が減ったから

Why⑤ なぜ自然・偶然性・身体感覚が求められるのか

人は本能的に「世界とつながっている感覚」を求めているから


観光業で起きている顧客変化

  • 「移動」ではなく「回復・再接続」を求めている
  • 見る観光 → 感じる観光
  • 観光地 → 自分を取り戻す場

→顧客の特定のニーズが増えている=伸びている


CASE②AIはなぜ伸びるのか?(Whyを5回)

Why① なぜAIを使う人・企業が増えたのか

考える・調べる・整理する負担を減らしたいから

Why② なぜ負担を減らしたいのか

情報量と意思決定が増えすぎて、脳が疲弊しているから

Why③ なぜ意思決定が増えすぎたのか

選択肢が無限に増え、「正解を自分で探す社会」になったから

Why④ なぜ正解を自分で探すのがつらいのか

失敗が可視化され、自己責任が重くなったから

Why⑤ なぜ自己責任が重いとAIが求められるのか

人は「考える余白」と「判断の伴走者」を求めているから

AIで起きている顧客変化

  • 能力拡張ではなく精神的負荷の軽減
  • 効率化ではなく安心感・伴走感
  • AI=ツール → 対話相手・思考の鏡

→顧客の特定のニーズが増えている=伸びている

こういった思考を重ねてでてきた顧客の変化・求めている物に対して、
何らかの手段※1として資源を効率的に使いアウトプットとアウトカム(成果)を出していくこと。

※1手段
・会社の船員の一人として尽力する
・自ら旗振り役となり事業を立ち上げる

マハトマ・ガンジーの言葉にも通ずる

「世界に変化を望むのなら、あなた自身がその変化になりなさい」

画像引用:Wikipedia

経営者は「こうしたい」「ああしたい」という原体験に深く根差した願望が必要であると思います。

世の中を嘆く前に自らが実践する。

私自身も口だけではなく、自身の事業で持続可能な経営ができるよう実践し、その経験をさらに
コンサルティングの現場で使えるようにしていく所存です。

大学時代から社会人へかけて学んできた管理会計・意思決定会計を実践しつつより中小企業様の視点に支援を行います。

デジタルマーケティングは経営要素の一部分にすぎす全体的なBS・PL・CSの視点が大事です。また社内だけを見ていてはいけなく、競合を含めた外部要因の変化にも敏感になる必要があります。

観省庵・en処towa 実現したい世界

自然と人、人と人をやさしく結び、祈りを行動へとつなぎながら、「生まれてきてよかった」と
自分自身が思える世界を育て続ける。by観省庵・en処towa

言語化をしながらブラッシュアップ中です。

あなたは、なんのために仕事をしていますか?

仕事は人生のうち多くの時間を割くものです。

今自分という船がどこに向かっているのか?
社会の大海原はどのような潮風が吹いているのか?流れにのるのか?立ち向かうのか?

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人材がいないと嘆く前に、
・そもそも宣言と約束ができているのか?計画が立っているのか?
・社内に繰り返し宣言を伝えられているのか?会社と従業員の接点がどこにあり宣言を伝えられているのか?
・外部要因の流れはどうで事業をピボット(方向転換)していく必要があるのかないのか?
・流れに立ち向かう場合は、限られた資源でやっていかなければなりません。
∟流れに立ち向かうのはマイノリティです。マイノリティこそ限られた資源からスタートです。
・限られた資源をどのように分配して回収するのか?利益を残して納税するのか?

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農業は儲からない、飲食は儲からない・・さんざん言われていますし廃業の数が多いのは飲食店であり事実です。単体で儲からないのであれば複数の掛け合わせの発想が必要になります。その掛け合わせは、顧客の生活に沿って派生するもの、または、まったく異なる顧客層に向けて行うことになります。

会社の話をしてきましたが、これは人生においても同様です。
どういう方向で生活を変えていきたいのか?理想を描き、理想を実現する
究極は人生経営に通ずるのが深いところです。

宣言がない場合は、今のもやもやを言語化して、宣言を作ることから始めませんか?

おすすめ書籍:『社長学』一倉定

「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任だ」

日本が誇る伝説の経営コンサルタント一倉定さんの言葉です。
業績悪化は社員のせいでも会社のせいでもなく社長の責任であると言う言葉が深く印象に残っています。絶対に会社を潰さない執念のもと、動かない社長に対して怒号をあげながら経営計画書を作成していく。成果を出すことが目的で、コンサルタントは手段です。

計画は、宣言と約束を具現化するものと言えます。

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