SEO対策は、キーワード調査・競合分析・テクニカルチェックなど多岐にわたります。
これらの作業を効率化するうえで役立つのが Google Chrome拡張機能 です。
今回は、2025年時点で特におすすめの拡張機能を 英語名(カタカナ) 形式でご紹介します。
Detailed SEO Extension(ディテールドSEOエクステンション)
用途:オンページSEO分析
- ページタイトル、メタディスクリプション、canonical、robotsタグ、スキーマ、OGPをワンクリックで確認。
- ページ内リンクや画像パスをCSV出力可能
- 軽量で動作が速く、日常的なチェックに最適
- リンク
Keyword Surfer(キーワードサーファー)
用途:キーワードリサーチ
- Google検索結果に直接、検索ボリューム、CPC、関連語を表示。
- 検索地域の切り替えが可能で、ターゲット市場ごとの分析に便利。
- コンテンツ企画やSEO記事の構成づくりに活用可能。
- リンク
SEOquake(エスイーオークエイク)
用途:競合分析&オンページ評価
- メタデータ、見出しタグ、キーワード密度、リンク構造などを一括チェック。
- Google検索結果に各ページのSEO指標を表示。
- 競合サイトの基本的なSEO状態をすぐに把握できる。
- リンク
SEO Minion(エスイーオーミニオン)
用途:SERP分析&リンクチェック
- ページ内リンク切れやnofollowリンクを可視化
- Google検索結果の多地域シミュレーションが可能
- SERPプレビュー機能で、検索結果の見え方を事前確認できる
- 参考
META SEO Inspector(メタSEOインスペクター)
用途:メタデータ&構造化データ確認
- ページのmetaタグ、Open Graph情報、構造化データを簡単表示
- SEOエラーや改善点を見つけやすい
- コンテンツ公開前の最終チェックに最適
- 参考
Redirect Path(リダイレクトパス)
用途:リダイレクト&ステータスコード確認
- HTTPステータスコード(301/302/404など)を即時表示
- リダイレクトチェーンやエラーを一目で把握
- サイト移行やURL変更時のチェックに必須
- 参考
Check My Links(チェックマイリンクス)
用途:リンク切れ検出
- ページ内の全リンクをスキャンし、有効/無効を色分け表示
- 内部リンクや外部リンクのエラー修正に便利
- 大規模サイトのリンク監査時に時短効果大
- 参考
Wappalyzer(ワッパライザー)
用途:サイトの使用技術調査
- CMS、JavaScriptライブラリ、アナリティクスツールなどを自動検出
- 競合が使用しているツールや技術を素早く把握
- 新規サイト構築や改善提案の参考に
- 参考
MozBar(モズバー)
用途:ドメイン評価&リンク指標確認
- ドメインオーソリティ(DA)・ページオーソリティ(PA)を表示
- リンク数や被リンクの質も把握可能
- 外部評価を使った競合比較に有効
- 参考
Similarweb(シミラーウェブ)
用途:トラフィック&流入分析
- サイトの推定アクセス数、流入元(検索/広告/参照/SNS)を可視化。
- 競合サイトの集客状況を把握。
- マーケティング戦略立案に役立つ。
- 参考
目的別おすすめツール一覧
利用目的 | 主な拡張機能 |
---|---|
オンページ分析 | Detailed SEO Extension、SEOquake、SEO Minion、META SEO Inspector |
キーワード調査 | Keyword Surfer |
リンク・技術監査 | Redirect Path、Check My Links、Wappalyzer |
競合・外部評価分析 | MozBar、Similarweb |
導入・活用のポイント
- Manifest V3対応を確認
2025年以降、ChromeはManifest V2の廃止を進めており、対応状況を確認してから導入しましょう。 - 必要なときだけ有効化
多数の拡張を同時使用するとブラウザが重くなるため、必要なときにオンにする運用がおすすめ。 - 複数ツールを組み合わせる
例えば「Detailed SEO Extension」でページ解析し、「Keyword Surfer」でキーワード調査、「Check My Links」でリンク最適化を行うと効果的です。
まとめ
Chrome拡張機能は、SEO作業の時間短縮と精度向上に直結します。ただし、ブラウザ拡張機能を多用するとコンピュータの速度が低下する可能性があるので、慎重に選択してください。
まずは Detailed SEO Extension(ディテールドSEOエクステンション) や Keyword Surfer(キーワードサーファー) などの軽量ツールから試し、徐々に他の拡張も組み合わせていくと効率的です。
SEOは細かい改善の積み重ねが結果につながります。
ぜひ今回の拡張機能を導入して、日々の運用に役立ててください。
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