【Tips】緊急時の電話番号を登録しておく|もしもの時に“慌てない”ための小さな備え

暮らし

この記事はこんな人におすすめ

  • 災害や事故など“いざという時”に備えておきたい人
  • 家族や職場で緊急連絡体制を見直したい人
  • スマホに何を登録しておけば安心かわからない人
  • 高齢の家族や子どもを守る仕組みを作りたい人

記事の概要

「緊急時の電話番号を登録しておく」というのは、
一見当たり前のようで、実際に“行動している人”は少ない習慣です。

災害、事故、病気、スマホ紛失など、予期せぬトラブルの際に、
すぐに連絡できることが「安心」につながる最初の一歩

この記事では、登録しておくべき番号、設定方法、管理のポイントを紹介します。


登録しておくべき電話番号リスト

最近私がiphoneに登録したのはクレジットカード紛失時の電話番号です。
紛失時にはスムーズに連絡できるように準備しておく必要があります。

区分登録先備考
家族・親族両親、配偶者、兄弟姉妹緊急時の第一連絡先として優先登録
医療機関かかりつけ医、夜間救急、地域医療センター体調不良・通院中の人は必須
行政・ライフライン市町村防災課、水道局、電力会社、ガス会社災害・停電時に活用
職場・学校上司、職場代表、子どもの学校事故や通勤・通学中の緊急連絡に
サポート窓口クレジットカード会社、携帯キャリア紛失・盗難時に即連絡できる体制
110/119/#7119警察・消防・救急相談窓口スマホからも発信可。短縮番号で登録推奨

登録のポイント

✅ 1. スマホの「緊急連絡先」機能を使う

iPhoneやAndroidには、ロック解除不要で見られる「緊急連絡先」機能があります。

  • iPhone:ヘルスケアアプリ → メディカルID → 緊急連絡先
  • Android:設定 → 安全と緊急情報 → 緊急連絡先

💡 ポイント:
画面ロック中でも救急隊や他者が確認できるようになります。


✅ 2. 名前の前に「◎」や「ICE(In Case of Emergency)」をつける

スマホの連絡帳に

例:◎母(ICE Mother)
例:◎職場 上司

といった形で登録しておくと、検索しやすくなります


✅ 3. 紙でも残す

スマホが壊れたり充電切れの時に備えて、
財布・手帳・非常用袋などに緊急連絡メモを一枚入れておきましょう。

🔹連絡先/血液型/アレルギー情報など
→ 「もしもの時、自分を助けてくれるデータ」


✅ 4. 家族で共有する

いくら自分が登録していても、家族が知らなければ意味がありません。
定期的に話し合い、緊急連絡体制をアップデートすることが大切です。


【iPhone版】緊急連絡先の登録方法(電話アプリ・メディカルID設定)

iPhoneには、ロックを解除しなくても確認できる「緊急連絡先(Medical ID)」機能があります。
救急隊員や他人があなたのiPhoneを見つけた時でも、登録しておいた連絡先に電話をかけることが可能です。

🔹設定所要時間:3分
🔹対象OS:iOS 13以降(iPhone 8〜最新機種対応)


🩺 方法①:ヘルスケアアプリから緊急連絡先を登録する

手順

  1. 「ヘルスケア」アプリを開く
     iPhone標準アプリ(白地に赤いハートのアイコン)をタップ。
  2. 右上のプロフィールアイコン(自分の顔マーク)をタップ
     → メニューから「メディカルID(Medical ID)」を選択。
  3. 「編集」をタップ
     → 緊急連絡先の編集画面に入ります。
  4. 下にスクロールし、「緊急連絡先を追加」 をタップ
     → 連絡帳から家族や友人を選択。
     → 続柄(例:母、配偶者、友人など)を選択。
  5. 「緊急時に表示」をオンにする
     → ロック画面からも確認できるようになります。
  6. 右上の「完了」をタップ
     これで登録完了!

📱 方法②:ロック画面から確認する手順(実際の使われ方)

救急隊員・他人があなたのiPhoneを見つけた場合、次の手順で連絡先を確認できます。
つまり「ロックを解除できなくても連絡可能」な唯一の方法です。

手順

  1. ロック画面で「緊急」→「メディカルID」をタップ
     (パスコード入力画面の左下にあります)
  2. 登録してある緊急連絡先と医療情報が表示
  3. 「通話」ボタンで直接電話をかけられる

☎️ 方法③:連絡帳(電話アプリ)にも登録しておくと安心

メディカルIDとは別に、電話アプリでも見つけやすい登録名にしておくのがおすすめです。

手順

  1. 「電話」アプリを開く
  2. 「連絡先」タブをタップ
  3. 右上の「+」から新規連絡先を追加
  4. 名前に「◎母(ICE Mother)」など、目立つマークを入れる
  5. 電話番号を入力 → 完了

💡 ポイント:
「ICE(In Case of Emergency)」=緊急時に使う略語。
救急隊・医療関係者に世界共通で認識されやすい。


🔄 補足:複数端末で同期させる

iCloudを利用している場合、
登録した緊急連絡先は同じApple IDでログインしている全端末(iPhone・iPad)に同期されます。

🔸設定確認:
設定 → Apple ID → iCloud → 「ヘルスケア」をオン

まとめ:今日できる3つの行動

  1. スマホの「緊急連絡先」を設定する
  2. 家族・医療機関・行政の番号を整理する
  3. 紙にメモして財布か防災袋に入れる
  4. カード会社などからくるサポートセンターを電話連絡登録してみる

「緊急時の連絡先を登録する」という行為は、
自分と家族の安心を“データで守る”行動。
そのわずかな時間が、命をつなぐ備えになります。

参考

安否確認サービス-Yahoo
防災手帳

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