コンサルタントワークの中で私が使っていたお気に入りのツールをご紹介します。
今回紹介するのは、Workflowy(わーくふろーうぃー)です。
Workflowyとは、アウトライナーのツールです。アウトライナーとは、文章や情報を階層構造で整理・管理するためのツールです。見出しや項目をツリー形式で記述し、展開・折りたたみや並び替えを簡単に行うことができます。
Workflowyの魅力は?
個人的なWorkflowy魅力は、下記です。
・目的観点:日々の材料を整理し、活用するため
記録:メモとして情報の蓄積機能
整理:文章の構造化、意味の抽出
活用:情報の共有
空、雨、傘を意識して整理すると活用への扉が開きます。
・UI観点:シンプル。これにつきます。ごちゃごちゃ次の選択肢があるわけではなく、書くことに集中できるツールは少ないです。特に要素の入れ替え(展開・折りたたみ)がスムーズです。では、入れ替えがスムーズだと何がよいのか?
抽象と具体を行き来することで、情報の構造化および意味の抽出がしやすくなります。
同じ抽象度の情報をまとめたり、カテゴリの情報をまとめたり忙しいです。
情報が溢れる現代において、すべてを脳で記録して処理するのは難しい。そこで、第二の「脳」としWorkflowyを活用することがおすすめです。
脳の機能としては情報を保持して、整理して、判断するプロセスかと思いますが、それを外部に出すすことで見える化することができます。見える化ができると他人にも共有ができ会話や議論も進みます。
実際のイメージ画像。
階層がTabキーだけで一段落とせます。

さらに、並び替えが一瞬でできてしまうことが感動です。
下記、UI観点左の⚫️ボタンにマウスを合わせて押しながら近づけると自由に階層を移動できます。
これによって話しを聴きながら構造化ができます。(訓練は必要です。)

通常のメモアプリだとコピペ作業が発生し時間が5分以上はかかるのではないでしょうか?
私もお客さんとの会議中などに、議事録を取る際に使用していました。
トピックごとに階層を分けた後、同じトピック同士をまとめたりしていますね。
試しに実物も触ってみてください。
最近では文字を書くだけではなく、動画系でも情報がでてきます。
Workflowyにはフォルダはありませんので気軽に要素を作ることができます。タグなどを利用して検索効率を上げるための工夫もされています。
価格は?
無料もあるので気になった方は使ってみてください。無料は月間のアイテム数100件までとなっています。月額6.99ドルのプロプランになると、無制限になり情報を無限に追加することができます。

フルに利用したい方は、プロプランを推奨します。
詳しいツールの内容は公式サイトもご覧ください。
最新の情報は?
最新情報は下記ブログを確認ください。
直近3ヶ月のアップデート
2025.7 – 複数の箇条書きを一度に色付けしてハイライト表示、区切り線の改善
2025.6 – 長いリストを区切るための区切り線を追加、新機能: テンプレートから追加
2025.5 – 週の始まりを選択、Googleでログイン、Androidの戻るボタンでアプリを終了できなくなりました

戦略思考で、『シンプルなアウトライナーツール』を考え、必要のない機能はカットされシンプルなWorkflowy。ユーザの声を集めるものの、盲目に従うのではなく、自分たちの哲学をもって運用されているツールと感じます。
ぜひ、シンプルなツールを使って、思考の冒険にでましょう。
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