コンサルタントの道具箱

前年比・増減率の計算方法をわかりやすく解説!「昨対比」との違いも徹底理解

2025.07.18  ·  更新: 2026.04.24
前年比・増減率の計算方法をわかりやすく解説!「昨対比」との違いも徹底理解

この記事はこんな人におすすめ

  • 「前年比」「増減率」「昨対比」の意味や違いがよくわからない方
  • ビジネス資料やレポートを作る際に、数字の根拠をわかりやすく伝えたい方

記事の概要

本記事では、マーケティングや業務報告でよく使われる「前年比」「増減率」「昨対比」について、意味と計算方法を初心者にもわかりやすく解説します。

読む前と読んだ後の変化(Before / After)

Before(読む前)After(読んだ後)
「前年比」と「昨対比」の違いが曖昧…明確に使い分けられるようになる
増減率の計算に自信がない…実例をもとに確実に計算できるようになる

前年比とは?わかりやすい定義と意味

「前年」とは、前年の同じ時期の数字と比較して、現在の数字がどれだけ増減したかを表すものです。主に「パーセンテージ(%)」で表されます。

比べるという単語が入っている通り、割合(比べられる量/もとになる量)になります。
前年比の場合、前年がもとになる量(=基準)、今年の値が比べられる量です。

以下の例を見てみましょう。

例:売上の前年比

  • 2024年の売上:120万円
  • 2023年の売上:100万円

→ 前年比=120/100=12÷10=1.2×100、つまり前年比120%

増減率の計算方法|基本式と実例

基本の計算式

増減率(%)=(今年の数値 − 昨年の数値)÷ 昨年の数値 × 100

前年の売上に比べて、増加(減少)した量=対前年増減率
増減率の数値はマイナスにならない限り、売上は増えている。

例1:増加の場合

昨年:100件、今年:130件
→(130 − 100)÷ 100 × 100 = 30%増

例2:減少の場合

昨年:100件、今年:80件
→(80 − 100)÷ 100 × 100 = −20%(20%減)

ポイント:書類や資料では「前年比」を使うのが無難です。

前年比と減少率の関係

下記公式を覚えておくと、前年比と減少率を整理できます。

◆増加した場合
前年比-100%=増加率 前年比-増加率=100%

◆減少した場合
100%-前年比=減少率、前年比+減少率=100%

よくある間違いと注意点

× 前年比をもとめたいのに、今年の数値で割ってしまう → 正しくは「前年の数値」で割る
× 前年比200%を、2倍増だと思ってしまう→正しくは、2倍になった

元の数値増加率計算式結果
10020%増100 × 1.2120
100100%増100 × 2.0200
100200%増100 × 3.0300
100前年比200%100 × 2.0200(=+100%増)

増と比の表現には注意しましょう。


まとめ|数字の背景を正しく伝える力を身につけよう

「前年比」や「増減率」は、ビジネスの成果を客観的に示すうえで欠かせない指標です。
正しい意味と計算式を理解しておくことで、信頼性の高い資料を作成でき、説得力ある報告ができるようになります。

補足:よくあるQ&A:前年比と昨対比の違いは?

Q:前年比と昨対比の違いは?

何と何を比べているかで呼び方が変わります。
例)
前月と比較→前月比
1年ごとで比較→前年比
ある期間の比較→昨対比

2024年6月〜8月
2025年6月〜8月
同期間で行う売上比較。

このように何と比べているかで呼び方が変わるので、比較する際は何と比べているかを明確に意識しましょう。

おすすめ書籍

https://www.amazon.co.jp/%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%8C%E3%81%96%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E8%A8%88%E7%AE%97%E5%8A%9B%E3%80%8D%E3%82%92%E8%BA%AB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%8B-%E5%A0%80%E5%8F%A3-%E6%99%BA%E4%B9%8B-ebook/dp/B0F328X1N8?_encoding=UTF8&dib_tag=se&dib=eyJ2IjoiMSJ9.dncKNM-xENT-5kUMKq9POr9VljQp3HwqHzVSdJdHrMxbGkMCgX1PCsrzfTVZZbl5jmjzKocGPlteNMWVF6sVC75KlSz3Tlq0KqV5H_7UwqSK-uO6mR8IKkGGQGg6Rm7DZWEkZ7Xk1A0pR2eoHTp_UPZkMwAVAjZmZ4DibYBsX8OKW4IW8JH97NvQR0NQ_4jxNEXpQFuey2dZrbKea-18puuAqwNSvMuZ1mgBDKn2WWBHZ32pphZjVF7l1XGQT2ndvCj2V8m2vup3BpZVVIhVhE8sVusOeL3PLvM-9sjaSo0.XVgbzQ1b62WisZ1x5VdxvavDDD9r0vg_b9LAJ_-db24&qid=1752836034&sr=8-4-spons&linkCode=ll1&tag=kanseian-22&linkId=a5bba9fc34e35a5c674dc0d79d2b1e58&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

← Prev
LTV・NPVで考える。赤字に対する解釈を考える
Next →
GoogleAnalytics4(グーグルアナリティクス)とは?【基礎座学編】
この記事を共有する
https://kanseian.earth/the-consultants-tool-kit/comparison-of-periods/