コンサルタントワークの中で私が使っていた&今でも使っているお気に入りのツールをご紹介します。
今回紹介するのは、Workflowy(わーくふろーうぃー)です。
Workflowyとは?
Workflowyとは?アウトライナー型のツールです。アウトライナーとは、文章や情報を階層構造で整理・管理するためのツールを指します。見出しや項目をツリー形式で記述し、
展開・折りたたみや並び替えを簡単に行えるのが特徴です。
どんな会社が運営しているのか?
WorkFlowyは、アメリカの WorkFlowy, Inc. によって提供されています。
創業者は
- Mike Turitzin (Linkは彼らのXアカウントへ飛びます。)
- Jesse Patel
の2人。このツールは、プロジェクト管理の現場で「使えるツールがない」という不満から生まれました。つまり最初から、 「現場の違和感」から生まれた道具です。(参考:Wikipedia)
どんな思想のツールなのか?
ここが一番重要です。WorkFlowyは単なるメモツールではありません。
思想①:シンプルであること
- 余計な機能を削ぎ落とす
- リストだけで思考を扱う
実際に「散らかりがない」「ミニマルで美しい」とTheAtlanticなどのメディアで評価されています。
思想②:すべては一つのリスト
- フォルダではなく“入れ子”
- 分断ではなく“つながり”
思考を切り分けるのではなく、そのまま広げる。
ここが面白いです。全てマトリョーシカの階層構造にあります。
思想③:思考の“途中”を扱う
一般的なツール
→ 完成された情報を扱う
WorkFlowy
→ 未整理の思考を扱う
いわば、思考の作業場です。
Workflowyの魅力は?
個人的なWorkflowy魅力は大きく分けて2つです。
①目的の観点:情報の整理と加工がしやすい
情報を保存して安心し、そのままになってしまっていませんか?
実は、情報は「保存するだけ」では価値になりません。加工してはじめて使えるものになります。
そこで本記事では、具体的なイメージが湧くように料理にたとえて解説します。
情報も料理と同じく、素材を加工することで初めて価値が生まれます。
では、どういうことか。
料理との比較を通じてわかりやすく解説していきます。
Workflowy整理術(料理モデル)
記録=仕入れ(素材集め)
日々のメモは「食材」です。
- 気づき
- アイデア
- URL・記事
- 会話ログ
- 数値データ
ここでは質より量が重要です。新鮮なうちに、とにかく仕入れる。
NGパターン
・そもそも記録しない
・完璧に書こうとして手がとまる
整理=下ごしらえ(意味を取り出す)
ここが一番重要です。
食材はそのままでは料理にならないように、
メモもそのままでは使えません。
やることは3つだけです
・不要なものを削る(皮をむく)→ノイズ削除
・意味ごとに分ける(切る)→分類・構造化
・本質を抜き出す(下味をつける)→要約・抽象化
活用=調理・提供(価値に変える)
ここで初めて「アウトプット」になります。
- 記事
- 提案資料
- SNS投稿
- コンサルの示唆
つまり、整理されていないメモは「未調理の食材」です。
このまだ調理されていない食事を、加工するツールがアウトライナーツールだと理解してください。
最近ではchatGPTなどでも簡単に整理できるようになりました。
アウトライナーと組みわせることでさらなる知識の整理がすすみます。
情報活用できる理想の工程:メモして、整理して、活用
記録(素材) → 整理(加工) → 活用(料理)
情報活用できない工程:メモして満足
記録(素材) → 保存(冷蔵庫)
これが「メモして満足問題」です。加工と活用のプロセスがありません。
なぜ情報を活用できないのか?
原因はシンプルで、「整理工程が抜けている」です。
インプットしたものを、自分で整理して、始めて使えるようになります。
一旦咀嚼する工程を取り入れましょう。
改めてWorkflowyは記録、整理、活用が十分なツールだと思います。
記録:メモとして情報の蓄積機能
整理:文章の構造化、意味の抽出
活用:情報の共有
特に整理で力を発揮します。調理道具を適材適所で使い分けるように、NotionやWorkflowyも使い分けが大事です。加工においてはWorkflowyを超えるものが見つかっていません。
(何かおすすめツールがあれば教えてください)
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空、雨、傘を意識して情報を整理すると活用への扉が開く話をしています。
②UI観点=シンプル
シンプル。これにつきます。ごちゃごちゃ次の選択肢があるわけではなく、書くことに集中できるツールは少ないです。特に要素の入れ替え(展開・折りたたみ)がスムーズです。
では、要素の入れ替えがスムーズだと何がよいのか?
抽象と具体を行き来することで、情報の構造化および意味の抽出がしやすくなります。
同じ抽象度の情報をまとめたり、カテゴリの情報をまとめたり忙しいです。
情報が溢れる現代において、すべてを脳で記録して処理するのは難しい。
そこで、第二の「脳」としWorkflowyを活用することがおすすめです。
脳の機能としては情報を保持して、整理して、判断するプロセスかと思いますが、それを外部に出すことで見える化することができます。見える化ができると他人にも共有ができ会話や議論も進みます。
実際のイメージ画像。
階層がTabキーだけで一段落とせます。

さらに、並び替えが一瞬でできてしまうことが感動です。
下記、UI観点左の⚫️ボタンにマウスを合わせて押しながら近づけると自由に階層を移動できます。
これによって話しを聴きながら構造化ができます。(訓練は必要です。)

通常のメモアプリだとコピペ作業が発生し時間が数分以上はかかるのではないでしょうか?
私もお客さんとの会議中などに、議事録を取る際に使用していました。
トピックごとに階層を分けた後、同じトピック同士をまとめたりしていますね。
サンプル:下記URLを試しに実物も触ってみてください。
Workflowyにはフォルダの概念はありませんので気軽に要素を作ることができます。
最近ではタグなどを利用して検索効率を上げるための工夫もされています。
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検索に関しての公式の情報がまとまっています。
価格は?
無料もあるので気になった方は使ってみてください。無料は月間のアイテム数100件までとなっています。月額6.99ドルのプロプランになると、無制限になり情報を無限に追加することができます。

フルに利用したい方は、プロプランを推奨します。
詳しいツールの内容は公式サイトもご覧ください。
最新の情報は?
最新情報は下記ブログを確認ください。
直近のアップデート
2026.03: Workflowyへのメール送信、すべてのユーザー向けテーマ、カレンダーの改善など
2026.01 クロスタブのドラッグ&ドロップ、番号付きリスト、日付などの改善
2026.02 Android版クイック追加、カレンダー/今日の予定、番号付きリスト、コードと引用ブロックなど
2025.10 – デスクトップクイック追加、子ノードへの移動、スマートノード、Neoテーマ、バックスペースをスラッシュコマンドに変換、main.pyがURLとして解析されなくなりました
2025.7 – 複数の箇条書きを一度に色付けしてハイライト表示、区切り線の改善
2025.6 – 長いリストを区切るための区切り線を追加、新機能: テンプレートから追加
2025.5 – 週の始まりを選択、Googleでログイン、Androidの戻るボタンでアプリを終了できなくなりました

戦略思考で、『シンプルなアウトライナーツール』を考え、必要のない機能はカットされシンプルなWorkflowy。ユーザの声を集めるものの、盲目に従うのではなく、自分たちの哲学をもって運用されているツールと感じます。
ぜひ、シンプルなツールを使って、思考の冒険にでましょう。
P.S:LinkedInでも追加機能の情報発信がまとめられています。よかったら確認をお願いします。
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私は個人で、企業様のマーケティング支援、利益改善コンサルティングを行なっています。
またプライベートで個人向けのコーチングやITリテラシー向上の研修も行なっています。
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