「自社で作ったものを世界中に販売したい!」かつてはそんなことを思っても誰もができることではありませんでしたが、今の世の中はそれが技術やクラウドサービスであっという間にできます。日本だとBASEやSTORES。海外プラットフォームはshopifyなどのツールが有名です。昔は商品を販売するには地域の顧客向けのリアル店舗のみでしたが、今は場所を超えオンライン上でお店を持ち何億人へもアクセスできる時代です。改めて考えると可能性に溢れていますね。今回紹介するGoogle Merchant CenterはすでにあるShopifyなどのECサイトを活用し、無料でGoogleのプラットフォームへ商品を掲載し世界へアピールすることができる基盤です。
Google Merchant Centerとは?
Google Merchant Center(グーグルマーチャントセンター)とは、自社の商品情報(価格・在庫・画像など)をGoogleに登録・管理するための無料ツールです。商品情報をGoogleに登録し、無料掲載や広告配信につなげるための基盤となります。
このツールを使うことで、以下のような場所に商品が表示されます。
- Google検索(ショッピング枠)
- Googleショッピングタブ
- ショッピング広告(有料)
- 無料リスティング
つまり、「商品をGoogleに見つけてもらうための入り口」がMerchant Centerです。
Google検索でショッピングタブを押すと、遷移できます。


なぜGoogle Merchant Centerが重要なのか?
理由①:検索結果に商品そのものが出る
通常のSEOは「記事」や「ページ」を表示しますが、
Merchant Centerを使うと、
- 商品画像
- 価格
- 店舗名
がそのまま検索結果に表示されます。つまり購入に近いユーザーに直接アプローチできます。
理由②:広告と無料掲載の両方に対応
Merchant Centerに商品を登録すると、
- 無料掲載(自然流入)
- ショッピング広告(有料)
どちらにも活用できます。SEO+広告のハイブリッド戦略が可能
理由③:購買意欲が高いユーザーに届く
Merchant Centerは今買いたい人に直接リーチできる仕組みです。
例えば
- 「ブルーベリー 通販」
- 「Canon カメラ 価格」
のような検索は、すでに購入検討段階のお客様が検索するワードです。
そのような人に対して、上位に表示されると購入確率が高くなります。

仕組み:どうやって商品が表示されるのか?
流れはシンプルです。Googleショッピングで検索した際に表示される商品はすべて、Googleマーチャントセンターを通じて商品データがアップロードされたものです。以下の流れです。
前提条件:すでにオンラインのサイトをお持ちであること
※ない場合でもすぐにオンラインストアを作成できます。おすすめはshopifyです。月額4000円近くで維持できます。リアルで店舗を構えるのに比べると激安です。また分析機能と拡張性が段違いです。例えば決済機能やメールツールとの連携です。
https://www.shopify.com/jp/pricing
※最近の円安で、7年前よりも1000円近く値上がりしています。。昔は3000円からと話していたのですが。。
まだ売上が立つ見込みがないのであれば、手数料は高いですが0円から始めて固定費を減らす日本製のBASEなどのツールを推奨します。BASEとGoogle Merchant Centerの連携については下記をご覧ください。
▼あわせて読みたい!▼

① 商品データを登録
② Googleが内容を理解
③ 検索結果・広告に表示
商品データに含まれる情報
- 商品名
- 価格
- 在庫状況
- 商品画像
- 商品URL
このデータを「商品フィード」と呼びます。決められた形があるのでそれに沿って入力します。
それぞれが独自で好き勝手に入力しないことで、データが整理されます。データが整理されるとフィルター検索などがかけやすくなりユーザの利便性が向上します。
共通の型に共通の情報を入れることで、検索性が向上します。

Merchant Center の商品情報は、このガイドに定められた形式に沿って作成してください。Google はこのデータを使用し、適切なクエリと一致するようにしています。効果的な商品広告と無料リスティングを作成するためには、商品データを正しい形式で共有することが重要です。
詳しくは下記をご参考ください。
https://support.google.com/merchants/answer/7052112?hl=ja
Google Merchant Centerでできること
① 商品の無料掲載
Google検索に商品が表示される
② ショッピング広告配信
Google広告と連携して出稿
③ 商品データの管理
価格・在庫・情報の一元管理
④ パフォーマンス分析
クリック数・表示回数などの基礎的な指標が確認ができます。
表示回数
Google で商品が表示された頻度
- 商品のインプレッション数が 0 の場合は、商品が承認されているかどうかを確認してください。承認されてからインプレッション数が表示されるまで数日かかることがあります。
- ウェブサイトへのトラフィックが少ない、または十分なデータがない場合も、システムがレポートを生成するためのデータ量が不十分で、インプレッション数が 0 になる可能性があります。
クリック数
Google に表示された商品のクリックのうち、商品の詳細ページへのアクセスにつながったクリックの総数です。
- 商品リスティングでのクリックがパソコン用ランディング ページ、モバイル用ランディング ページ、アプリへのアクセスにつながった場合に、「アクセス」として報告されます。
クリック率(CTR)
Google に表示された商品をユーザーがクリックして、商品の詳細ページの訪問に至った頻度です。CTR はクリック率(ClickThrough Rate)を意味します。
- クリック数 ÷ インプレッション数 = クリック率(CTR)です。この値は、商品がクリックされオンライン ショップへのアクセスにつながった割合を示します。たとえば、クリック数が 5 回で表示回数が 100 回の場合、クリック率は 5% になります。
購入数
Google に表示された商品を通じて発生した購入の総数。
- 「購入」は、Google のオーガニック検索で表示されたサイトのリンクをクリックしたユーザーが、オンライン ショップやアプリで購入手続きを完了したときに発生します。
商品画像を閲覧したり、商品ページのリンクをクリックしたりしただけでは、購入としてカウントされません。
購入率
Google に表示された特定の商品の購入数を、オンライン ショップへのアクセスにつながったクリック数で割った値。
購入率は、Google のオーガニック検索で表示されたリンクをクリックしたユーザーが、オンライン ショップやアプリで実際に購入を完了した割合を示します。商品画像の閲覧やリンクのクリックだけでは、購入としてカウントされません。
これらの指標の分析については、私もご支援させていただいておりますのでご興味があれば下記からお問いあわせください。
向いている人・企業
向いている
- ECサイト運営者
- 商品を販売している企業
- D2Cブランド
- 農園・直販
向いていない
- 商品販売をしていないサイト
- 情報メディアのみ
導入に必要なもの
最低限これだけあればOKです。
- 商品ページ(ECサイト)
- 商品データ(フィード)
- Googleアカウント
よくある失敗
① 商品データが不正確
→ 価格や在庫が違うと不承認
② 画像が不適切
→ 文字入り・低品質はNG
③ 在庫表示がない
→ Googleのポリシー違反になる
※2025年3月27日時点では「在庫切れでもボタン非表示NG」など要件が厳格化)
https://support.google.com/merchants/answer/4752265
SEO視点での重要ポイント
Google公式のSEOガイドにもある通り、「ユーザーに正確で有益な情報を提供すること」が重要です。
Merchant Centerでも同じで、
- 正しい価格
- 明確な商品情報
- 最新の在庫
が評価されます。
よくある質問
Q.Google Merchant Centerは有料ですか?
A.Google Merchant Centerアカウントを作成してGoogleに商品を掲載するのに費用は一切かかりません。Merchant Centerから直接商品リストを追加・管理できます。ご希望に応じて、オーガニック検索結果に加えて有料広告を追加することも可能です。有料商品広告はより目立つように表示され、より多くの潜在顧客にリーチできます。トップパフォーマンスキャンペーンでは、月々の予算上限を超えることなく、目標を設定できます。
まとめ
Google Merchant Centerとは「商品をGoogleに届けるためのインフラ」です。その先には、世界中のお客さんがいます。
- SEOだけでは届かないユーザーに届く
- 購買意欲の高い層を狙える
- 無料+広告の両方で活用できる
ECや商品販売をしているなら、まず検討してみてよいプラットホームです。ブランディングの観点ではGoogleのプラットホームを借りている状態のため弱いですが最初の新規顧客との接点においては優れものです。配送後の体験を通じて、自社のサイトのアピールも行い、「次回もここから買いたい!」と思ってもらえることが大切です。
お知らせ
私は、昨年からベリー農園のお手伝いしつつ、農園の隣で妻と農園カフェを運営しています。2026年は5月のゴールデンウィークからオープン予定です。詳しくは、下記Instagramで更新をしてまいります。ブルーベリーの供給量が限られ、代々的にECはしておりませんが、個別では注文を承っております。店舗では限られた国内産のベリーたちを食べたり購入できるため北海道の道東エリア、北海道清里町にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

斜里岳の麓にあり景色は最高です。ぜひデジタルデトックスや世界自然遺産の知床散策の際にお立ち寄りください。


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