磨(と)がずに鍛冶(かじ)を恨むな。これは日本に伝わる日本の諺です。
刀が悪いのは鍛冶屋のせいではないということです。
さらにいうと、何の努力もしないで、生まれた環境や不遇を嘆いてはいけないという意味です。
何事も道具を使いこなすには訓練と日々のケアが必要です。
新しい道具を導入してすぐに・理想な生活が手に入ることは少ないです。
日々誰もが使っているiphoneすら、LINE、電話、SNS活用で終わってしまうことは少なくありません。
オートメーション機能があり自動化ができたり辞書登録を使いやすくしたり工夫の余地は実はたくさんあります。
パソコンのキーボードはどうでしょうか?
いまやネットを探せば1000円台でも文字を打つという機能自体は果たしてくれます。
しかし、文字をうつ体験を最大化はしてくれません。
サッカーで言えば、スパイク、陸上選手で言えば、シューズ、野球選手でいえばグローブやバット・・
人間の機能を拡張してくれるのが道具なのです。
ではオフィスワーカーはなんでしょうか?
パソコンとキーボードではないでしょうか。
「道具が人間をつくる」という言葉もあります。日々の道具との対話が人の心や思考までを変えることはあるのかもしれません。
今回紹介するREALFORCE RC1 Keyboard は、「持ち運べるREALFORCE」として登場した70%サイズのキーボードです。購入してから約1年経ちますのでまとめておきます。
本記事では、
- RC1の特徴
- Macでの設定方法
- 打鍵感レビュー
- 30gと45gの違い
- 他キーボードとの比較
- おすすめな人/向かない人
を網羅的に解説します。
REALFORCE RC1とは?
東プレが開発するREALFORCEシリーズの最新コンパクトモデルのキーボードです。
特徴:
- 70%レイアウト(矢印キー・Fキーあり)
- 静電容量無接点方式
- Bluetooth最大5台接続
- 有線USB-C対応
- APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)
- Mac対応ソフトあり
公式サイト:
REALFORCE RC1

REALFORCE RC1の最大の魅力|打鍵感・カスタマイズ性
REALFORCEの強みは「静電容量無接点方式」。
一般的なメカニカルスイッチと違い、
- 接点が物理的に接触しない
- 摩耗しにくい
- 非常に滑らか
- 底打ちが柔らかい
という特徴があります。
静電容量無接点方式は、キーの押し込みを電極の物理的接触ではなく、電気的な静電容量の変化で検知するキーボード技術です。
打鍵の印象
・コトコトと上品な音
・指に吸い付くような戻り
・長時間でも疲れにくい
MacBookのキーボードから乗り換えると、その差は歴然です。
カスタマイズ性
ソフトウェアとハードウェアの観点からカスタマイズ可能です。
ハードウェアの観点では、キータイピングを好きな色に変更もできるようです。

こちらはまだ試していなく触れませんが、メインはソフトウェア側です。
専用のアプリを利用することで、ショートカットやキーボードのポジションを調整できます。
自分に合わせた利用ができることで、道具に合わせるのではなく、自分の利用に合わせて道具を変更することができます。ここが低価格キーボードとの違いです。
他にも魅力はたくさん
・Bluetooth接続のほか、ケーブル接続があるのでいざというきとの接続も安心
・デザインがミニマムで素晴らしい
・キーストロークの深さをアプリで変更できるなどなど
Macでの設定方法(重要)
外で作業する際にも自宅同様の打鍵環境を持ち運べると良いなと想いコンパクト型のリアルフォースがR1でたタイミングで購入していましたが、恥ずかしながら購入して3ヶ月は既存のキー幅とのずれからスイッチングに時間を要して即活躍というわけではなかったです。
RC1はMacで快適に使えますが、初期設定が重要です!
(いわずもがなWinでも利用できます。むしろWinユーザは使いやすいと思います。)

手順
- USB-Cで有線接続(USB-C接続ができるのも嬉しいです・・)
- REALFORCE Connect for Macをインストール
- 英数/かなキーを再割り当て
- 必要に応じてCapsLockをCtrlへ変更
- タイピングテスト練習
英字とかなの切り替えは特に重要です。ここが大きな壁となると思います。
終わったあとは無料のタイピングサイトで打鍵をしてなれていきましょう。

おすすめ設定 (英字キーボードの方向け)
普段私は、MacbookAirの英字キーボードを使っているため、今回も英字を選択しています。
Macにお馴染のCommandの位置にAltがあり作業に必須のコピー&ペーストに苦労します。
なので思い切ってAlt部分にCommand(Ctrl)を割り当て対応しました。
これで私が悩んだ最初の壁を突破できると思います。

キー荷重 30gと45gどっちを選ぶ?
| モデル | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 30g | 軽い・高速入力向き | ライター・長時間作業・ゲーマーの方 |
| 45g | 標準的・安定感あり | プログラマー・誤入力防止重視 |
迷ったら:
- 軽快さ重視 → 30g
- 安定感重視 → 45g
現在私は30gで利用しています。軽い力でも反応してくれるのでおすすめです。
打鍵音も小さくなるのでメリットあります。
他キーボードとの比較
| 比較対象 | RC1との違い |
|---|---|
| HHKB | HHKBはキー配列が60% 配列で極限までコンパクト |
| Keychron | メカニカル式 |
| Mac純正 | 打鍵の質が異なる |
HHKBは気になりつつまだ利用できていません。きっとHHKBも素敵なキーボードだと思います。持ち運びができ軽量であるという点は同様です。
業界を盛り上げる両メーカーには引き続きファンが増えてほしいです。
https://happyhackingkb.com/jp/products/
製品の違い以外の観点でいうと私がウェブの専門なのでウェブマーケティングの視点から。
HHKBのほうがウェブマーケティングに力を入れており、利用者のコンテンツ(UserVoice)が豊富でイメージできるのがいいですね。サイトナビゲーションもわかりやすいです。


私がRC1担当者ならば、CVに繋がりやすい比較・検討向けのコンテンツを増やします。具体的には体験者の方の事例を増やす方向とデスク環境自体をフォーカスしたコンテンツを増やします。パソコン利用はデスク環境下で価値を発揮するので、そのデスク環境は大切です。例えばマウスとどのように組み合わせて使っているか?など一つ大きな視点で捉えるのが大事だと思います。どんな場所でどんな時に使うのか?という視点も大事です。
認知向けでいうと、例えば、RC1を使ったデスク環境フォトコンなどをSNSで開催して、コアユーザを巻き込んで認知も増やす施策を同時に並行すると良いのではと思います。
RC1もサイト配下にコンテンツ自体はありました。「特集」だけだとなんの特集だと伝わりずらいですね。著名人の方の利用コンテンツです。
Tips https://realforce-tech.com/
特集 https://www.realforce.co.jp/special/
メリット・デメリット
メリット
・最高峰の打鍵感
・静音
・コンパクト
・Mac対応ソフトあり
・Bluetooth安定
力を抜いてタイピングをしても反応してくれるので便利です。力を弱くするれば、打鍵音も抑えられるので、カフェや図書館など静かな環境でも問題ありません。ソフトウェアで打鍵の重さも変更できるのでおすすめです。
デメリット
・価格が高い(約3〜4万円)
・配列に慣れが必要
・キーボードの印字がWin仕様
・右のshiftキーが小さくタイプミスしがち
・指紋認証ログインになれるとキーボードに指紋認証がないので面倒
Amazonの価格は、直近1000円〜2000円ほど高くなっています。
基本的な価格は安定しているので安心です。

shiftキーについては、カスタマイズして誤タイプする箇所を正とすればいいので割り当て数を増やして拡張します。誤を直さず、誤に適応する考えも大事です。

他になにかいい方法がないか日々模索しているので教えてください〜
・Macbookパソコンの指紋認証ログインになれるとキーボードに指紋認証がないので面倒
→これが最大の難点ですね。ログインする回数は少ないので1回ログインしてしまえば問題ないのですが、ここは解決不可能です。。
REALFORCE RC1はこんな人におすすめ
✔ Macで文章を書く人
✔ 長時間タイピングする人
✔ 打鍵感にこだわる人
✔ 高品質な作業環境を作りたい人
✔外出先でも打鍵感を持ち歩きたい人
モバイル性があるとはいえ、それなりに嵩張るので車移動の田舎の人向けではあるかもしれません。
親や家族や自分を納得させる方法
悪い大人の囁きです。。。キーボードは投資であることを伝えましょう。
自己責任でお願いします。笑
条件を与えてChatGPTにも相談しました。

プロンプト
親や家族を説得する方法
キーボードは投資であることを伝える
購入金額:35,860円
対象:REALFORCE RC1
前提
購入金額:35,860円
対象:REALFORCE RC1
目的:親や家族を納得させる
① まずやってはいけないこと
×「これは投資だから!」と強く主張する
×「仕事だから必要」と押し切る
×「分からないでしょ?」と優位に立つ
説得は論破ではありません。
② 相手の立場を理解する
家族が心配しているのは:
・無駄遣いではないか
・本当に必要か
・衝動買いではないか
・家計に影響しないか
まず共感する。
例:
「高いよね、正直迷った」
これだけで空気が変わります。
③ ロジックで説明(短く)
毎日使う道具
「これは毎日数時間使う仕事道具」
1日あたりコスト
5年使う前提:
35,860円 ÷ 5年 ÷ 365日 ≒ 19円/日
「1日19円で快適さを買っている」
あながち間違いではないと思います。1日あたりコストは自分で購入するときも考えました。無駄な出費をやめる代わりに、タイピング投資は健全な意思決定だと思います。
④ 感情で伝える
「趣味で買うわけじゃない」
「これで仕事の質を上げたい」
「毎日触れるものだから、ちゃんと選びたい」
よくある質問
Q.1:Macに接続したときはcmdキーやoptキーはロジクール製品みたいにaltとwinキーに割り当てられるのでしょうか?
A.できます。REALFORCE Connect for Macを使うことで自由にソフトウェア側で割り当て可能です。
まとめ
REALFORCE RC1は「コンパクト × 高級打鍵感 × Mac対応」を両立したキーボードです。価格相場では高いですが、毎日使う道具としての工夫の余地があること満足度は高いです。もっとも貴重な資源は「やる気」です。少しでも環境要因アプローチで環境と道具を磨き、仕事の生産性を高められるように意識したいものです。
Amazonからも購入できます。私もAmazonで購入しました!!
パームレストもあるとおすすめです。
私はBIRDのパームレストを使っています。お気に入りを探してみてください。
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P.S ChatGPTが考えた観省庵式の内省フレーム
① まず問う
私はなぜ迷っているのか?
・高いと感じている
・贅沢に見える
・他人の目が気になる
・本当に必要か不安
まず「感情」を否定しない。
② 次に問う
私は毎日、何に最も多く触れているか?
PC
キーボード
画面
つまり、私の思考はキーボードを通って世界に出ている。
③ 本質の問い
私は「入力装置」にどれだけ敬意を払っているか?
書道家が筆を選ぶように
料理人が包丁を選ぶように
私は仕事道具を選んでいるか?
④ 差異を見る
Before:
・なんとなくタイピング
・微細なストレス
・疲労の蓄積
After:
・入力が滑らか
・思考が途切れない
・身体が楽
この差異は何か?
単なる速度ではなく思考の流れの質。
⑤ お金ではなく「時間」で見る
35,860円とは何か?
1日19円(5年使用想定)
では問う。
私は1日19円分の快適さを自分に許可できないのか?
⑥ 真のテーマ
これはキーボードの話ではない。
私は
自分の仕事を
どの程度大切に扱っているか?
という問い。
⑦ 観省庵的結論
節約とは
「今を守る」行為。
投資とは
「未来の自分を信頼する」行為。
キーボードを買うかどうかは未来の自分を信頼できるかどうか。
⑧ 最後の問い
私は消費者でいたいのか創造者でいたいのか?
創造者は道具を選ぶ。


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