GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)とは?【基礎座学編】

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この記事はこんな人におすすめ

  • ウェブサイトやブログを運営していて、アクセス解析に興味はあるけど何から始めたら良いかわからない初心者
  • GA(Google Analytics)の基礎を知りたい。UAとGA4の違いをざっくり把握したい人
  • 「導入・初期設定・基本操作」がわかる記事を探している人

記事の概要

Googleアナリティクス(通称GA)は、Googleが提供する無料のアクセス解析ツール。新しいGA4では、Web・アプリ横断でユーザー行動を測定でき、導入によってサイト運用の成果改善につなげやすくなります。この記事では、GAとは何か、導入メリット・デメリット、設定・活用のポイントまで体系的に解説します。


この記事を読むことで変わること(Before/After)

Before(読む前)After(読んだ後)
GAってよく聞くけど、よくわからないGAとは何か、自分で導入・基本設定できるようになる
UAとGA4の違いが曖昧現在主流のGA4の特徴を理解、なぜ移行されたか説明できる
単にアクセス数を見るだけの人流入元・ユーザー行動・コンバージョンを見て改善策を立案できる

1. Googleアナリティクスとは?(定義)

Googleアナリティクスは、Webサイトやアプリのアクセスを計測・可視化するツールです。無料版と有料版(Google Analytics 360)があり、一般に「Googleアナリティクス」と言えば無料版を指します

  • 初リリース:2005年11月14日
  • 現行バージョン:GA4(4代目)で、2023年7月1日に旧UAが計測終了

GA4は、Webとアプリを同一ユーザーで横断的に追えるようになり、イベントベースで行動を細かく記録。Cookie制限時代にも対応した設計です。

データをもとにしたウェブ改善をしたいのであれば、まず候補に上がるツールです。
上場企業の多くも導入しております。
世界的な共通ツールでもありますので、無料ツールながら活用範囲は広いです。


2. Googleアナリティクス導入のメリット・デメリット

メリット

  • 無料かつ高機能:アクセス解析に必要な機能が揃っており、十分な性能を無料で利用可能
  • 行動理解が深まる:誰がどこから来て何をしたかがわかり、改善につなげやすい 。
  • クロスデバイス解析:PC・スマホ・アプリをまたがる行動を同一ユーザーとして把握可能

デメリット

  • 学習コスト:GA4のUIは定型レポート少なめで、使いこなすには指標・次元などの理解が必要
  • 仕様変更リスク:GA4は頻繁にアップデートされるため、都度キャッチアップが必要
  • プライバシー制約:Cookie制限など規制環境が変わると解析精度に影響あり 。

デメリットは学習コストくらいです。基本的に無料で使えるツールであり、サイト内で起きていることがデータでわかりますので入れることを推奨します。


3. Googleアナリティクスを導入すべき理由

  1. サイトの改善点を定量的に把握できる(例:離脱ページや導線のボトルネックが見える)
  2. コンバージョン設定で成果を測れる(例:資料請求、購入、会員登録など)
  3. SEO・広告施策の効果測定が可能(自然・広告・SNS別など流入元分析)
  4. 将来的なデータ蓄積:長期データがあればトレンド分析・改善策検証に使える

色々書きましたが、ユーザの解像度を高めるためのツールです。
自分たちのサイトにどこから、どんなデバイスできて、どのようなページをみて、サイトの目的を達成してくれたか?を考える参考になります。


4. 実践のポイント

まずはGA4のタグを設置することです。そこからデータの収集が開始されます。
自社でデータを収集していない場合はできる限り早めに収集することが大事です。

① タグ設置

アカウント→プロパティ→データストリーム設定後、測定ID(gtag.js)をWebサイトに埋め込み
アプリの場合はFirebase SDK利用 。

② 初期設定

  • IP除外設定:社内アクセスを除外して精度を担保
  • コンバージョン登録:目標行動をイベントとして登録
  • GA4サーチコンソール連携:SEO分析に役立つ
  • データ保持期間設定:標準2ヶ月→最大14ヶ月に延長可能 など

③ レポート確認

基本レポートは大きく3つに分かれます。

  • 基本レポート:ホーム画面やエンゲージメントからPV・ユーザー属性を確認
  • 探索レポート:指標×次元で独自分析、自由形式やユーザーパス分析など活用
  • 広告レポート:Google Ads連携で集客・成果の可視化 。

④ 定期チェック&仮説立案

  • 流入元・離脱ポイント・滞在時間などを定期分析
  • ページ改善やCTA調整の仮説を立ててABテストなどで検証
  • 継続的な改善を行う仕組みを設計

難しく聞こえるかもしれませんが、データを「取って」、「見て」、「使う」という3ワードに集約されます。


まとめ:まずはGA4を導入して“見える化”を!

  • 定義:GAはWebサイトやアプリの無料アクセス解析ツール。現行はGA4。
  • メリット:無料なのに高機能、行動理解が深まり改善に活用できる。
  • 注意点:仕様変更や解析知識の習得が必要。
  • 導入理由:改善策立案、数値に裏打ちされた意思決定に不可欠。
  • 実践ポイント:タグ設置、初期設定、レポート分析、仮説→検証のPDCAを回すことが重要。

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