本日はデジタルマーケティングの実装において欠かせない存在となってきている制作ツールFigmaのご紹介です。
結論
Figmaは「デザインができるツール」ではなく、 チームで“考え・共有し・決める”ための設計ツールである。
Figmaとは何か?
Figmaとは、チームで同時に「デザインを考え、共有し、決める」ためのツールです。
「きれいな絵を描くソフト」ではありません。
話し合いを前に進め、意思決定を速くする設計ツールです。
Figma会社概要
Figma は、「デザインをチームで考え、決める」ためのクラウドサービスを提供する会社です。
| 英文社名 | Figma Inc |
|---|---|
| 本社所在地 | 760 Market St., Floor 5 SAN FRANCISCO, CA 94102 USA |
| 電話番号 | 415 890-5404 |
| 設立年月 | 2012年10月 |
| 代表者名 | Dylan Thomas Field |
| 業種名 | IT・通信(IT & Communications) |
| 市場名 | NYSE(ニューヨーク証券取引所) |
| 従業員数 | 1,577人 |
| ウェブサイト | https://www.figma.com/ |
GoogleFinance↓Figma IncFIG • NYSE

Figmaの使命
Figmaの使命は、誰もがデザインにアクセスできるようにすることです。
参考:Figmaとは
Figmaの3つの主力製品
主力はFigmaデザイン、FigmaSlides、FigJamです。

- Figmaデザインとは、ユーザーの皆さまがウェブサイト、モバイルアプリ、その他のデジタル製品や体験のデザインを作成、共有、テストするためのものです。デザイナー、プロダクトマネージャー、作家、開発者に人気のツールで、デザインプロセスに関わるすべての人が貢献し、フィードバックし、より良い決定をより迅速に行うことができます。
- Figma Slidesは、チームで美しいプレゼンテーションを作成できるスライドデッキ作成ツールです。Figmaデザインからデザインやプロトタイプを挿入し、コラボレーションツールやプレゼンテーションツールを使って自信を持って共同作成やプレゼンテーションを行えます。インタラクティブウィジェットを使えば、プレゼンテーションが終了する前にステークホルダーのフィードバックを収集することができます。
- FigJamを使用すると、誰でも参加できるオンラインWebボードを作成できます。FigJamは、ミーティング、ブレインストーミング、図表の作成、プランニング、リサーチによく利用されます。テキスト、シェイプ、描画、画像、付箋などのエレメントが使用でき、アイデアを視覚的に表現して効率よく協力して作業を進めることができます。
その他にもサービスはありますので詳しくは下記本サイトをご確認ください。
引用:Figmaとは
Figmaで何ができるのか?
UI / Webデザインができる
- Webサイト
- アプリ画面
- LP・バナー等々デザイン設計ができます
プロトタイプ(画面遷移)が作れる
- 実装前の動く設計図
- エンジニア・上司への説明が楽になる
チームで同時編集・コメントができる
- リアルタイム共同作業
- 修正指示が一元化される
なぜ今Figmaが使われているのか
理由は「デザインが流行ったから」ではありません。仕事の進め方が変わったからです。
理由①:Web制作は「チーム戦」になった
今のWebサイトやアプリは、
- デザイナー
- エンジニア
- マーケター
- 経営者
複数の立場が関わって初めて完成します。
Figmaは全員が同じ画面を見て話せることを前提に作られています。
理由②:スピードが成果を左右する時代
- 修正が遅い
- 認識ズレが多い
- 確認に時間がかかる
これだけで、成果は落ちます。Figmaは「確認 → 修正 → 決定」を一画面で完結させ、意思決定のスピードを上げます。
理由③:デザインは「見た目」ではなく「設計」だから
本質的なデザインとは、
- ユーザーは迷わないか
- 行動しやすいか
- 情報は伝わるか
という設計の問題です。
Figmaは完成品より「考えている途中」を共有できるため、設計の質が上がります。
Figmaが選ばれる理由【他ツールとの違い】
インストール不要(ブラウザで使える)
- Mac / Windows関係なし
- 社内・外注・クライアント共有が簡単
URL共有だけで見せられる
- PDFを書き出す必要がない
- 「最新版はどれ?」問題が消える
デザイナー以外も使いやすい
- マーケ・営業・経営者も参加できる
Figmaと他デザインツールの違いツール比較表
| ツール | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Figma | 共同編集・設計向き | チーム・Web |
| Photoshop | 画像加工 | 写真・バナー |
| Illustrator | 印刷物 | ロゴ・DTP |
| XD | UI設計 | Adobe利用者 |
「Figmaは設計・共有ツール」という位置づけ。チームでコラボするためのツールです。
Figmaは無料で使える?料金プラン
2026/01/20時点の料金表です。スターターは無料で利用できます。
ドラフト数は無限です。ドラフトはチームではなく個人の作業場と考えてください。
ドラフトをチームに公開できます。公開する際、関係者は閲覧およびコメント権限のみ無料で行えます。共同で作業する場合は、コラボシートの課金が必要です。

詳細は、料金ページで確認してください。https://www.figma.com/ja-jp/pricing/
私はフルシート契約していますが、全てのツールを使いきれないくらい充実しています。
最近ではFigmaAIに期待しています。設計を渡すと瞬時にワイヤーフレームを作成してくれます。
有料にするタイミングは?
有料プランが必要になるのは、「デザインが増えた」ではなく「人と組織が増えた」時です。
有料にすべきタイミング①関わる人が増えてきた
・デザイナーが複数人
・外注・社内メンバーが混在
・権限管理が必要
誰が何を触れるか管理したくなったら
有料にすべきタイミング②履歴・管理をきちんと残したい
いつ・誰が・何を変えたか
過去バージョンに戻したい
業務として使い始めたサイン
有料にすべきタイミング③デザインを「資産」として運用したい
コンポーネントを全社で統一
ブランドルールを守りたい
属人化を防ぎたいフェーズ
Figmaはどんな人・会社に向いている?
向いている人
- Web制作・マーケ担当
- 社内でサイト改善を回している
- 外注とのやりとりが多い
向いていない人
- 印刷物メイン
- 写真レタッチ中心
Figmaを使うメリット・デメリット
メリット
- 修正スピードが速い
- 認識ズレが減る
- 属人化しにくい
デメリット
- 最初は慣れが必要
- デザイン思考が求められる
初心者がFigmaを始める手順【3ステップ】
- アカウント作成
- テンプレートを触る
- まずは「ワイヤーフレーム」から
Youtubeでも解説動画がたくさんありますので見ながら触ってみることをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q1. Figmaは無料で使えますか?
はい、Figmaは無料で使えます。
個人利用や小規模チームであれば、無料プランでもWebデザインやワイヤーフレーム作成は十分可能です。※限りがあります。
有料プランは「チーム管理」や「履歴管理」を本格的に行いたい場合に検討すれば問題ありません。
Q2. デザイン初心者でもFigmaは使えますか?
はい、使えます。
Figmaは「絵を描くツール」ではなく「配置して考えるツール」なので、
PowerPointやGoogleスライドを触ったことがある人なら、比較的すぐ慣れます。
Q3. FigmaはPhotoshopやIllustratorと何が違うのですか?
一番の違いは目的です。
- Photoshop / Illustrator:完成物を作るツール
- Figma:考えを共有し、決めるためのツール
Figmaは「作る前の設計」や「チームでの合意形成」に強いのが特徴です。
Q4. Figmaは誰向けのツールですか?
Figmaはデザイナー専用ではありません。
- Web担当者
- マーケター
- エンジニア
- 経営者
Webサイトやアプリに関わる人全員向けのツールです。
「関係者全員が同じ画面を見る」ことを前提に設計されています。
Q5. Figmaは商用利用しても問題ありませんか?
はい、商用利用は可能です。
Figmaで作成したデザインを使って、
Webサイト制作・アプリ開発・クライアントワークを行っても問題ありません。
まとめ|Figmaとは「デザインを通じて考える道具」
- デザインツールではなくコミュニケーションツール
- チームで成果を出すための前提条件
- Web改善・UX改善の土台
参考書籍
ニジボックスさんで出版されたFigmaの書籍です。まさに色々な職種の方が作業を一気通貫で行う際のコラボレーションツールとしての側面に光をあてた書籍。細かいHowtoの使い方ではないのでそちらを求める方は別の書籍を推奨します。
最新情報は下記からご確認ください


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