GA4は「入れたら終わり」のツールではありません。中小企業こそ、“正しい設定”と“見るべき数字の整理”をしないと、時間もお金も無駄になります。
こんなお悩みはありませんか?
- GA4に切り替えたが、正直よくわからない
- 数字は見られるが、経営や売上にどう使えばいいかわからない
- Web制作会社に入れてもらったが、その後は放置状態
- 社内に詳しい人がおらず、誰も触らなくなっている
- 「PVは増えた」と言われても、売上との関係が見えない
これは多くの中小企業で“普通に起きている状態”です。
なぜ中小企業ほどGA4の導入や活用でつまずくのか?
GA4を難しいと感じる理由はとてもシンプルです。
① GA4は「分析者向け」に作られている
GA4は本来、
- マーケター
- データ分析担当
- 広告運用者
向けの設計です。経営者や現場担当が“パッと見て判断できる”設計ではありません。
特にGoogleAnalytics4はにデータがイベントベースでの計測になり、GTM等タグ管理ツールを併用して設定する環境になったため高度になっています。
② 「何を見ればいいか」が決まっていない
GA4では、
- イベント
- コンバージョン
- 探索レポートなど、多くの聞きなれない言葉と機能があります。
こういった用語理解に加え、そもそもの前提として「自社では、どの数字が重要なのか?」を決めないまま触ると、必ず迷子になります。
どういう観点で分析すべきか?を事前に検討し、
その観点に沿って必要な機能を使ってデータを抽出・分析する必要があります。
GA4は「設定8割・分析2割」のツール
多くの方が誤解していますが、GA4は分析ツールではなく、“設計ツール”です。
- 正しく設計できていないGA4
→ どれだけ見ても意味のある示唆は出ません - 正しく設計されたGA4
→ シンプルな数字だけで、改善点が見えます
GA4を「入れただけ」の状態。正しく設計されていないGA4
よくある状態
- イベントが大量に並んでいる
- どれが重要かわかっていない
- 数字を見ても会話が止まる
- 目標(キーイベント・コンバージョン)が決まっていない
実際のGA4画面で起きていること
- page_view
- scroll
- session_start
- click
- first_visit
- user_engagement
数字は取れているように見える
しかし…キーイベント(コンバージョン)が設定されていなく
「で、何が良くて、何が悪いんだっけ?」
といった言葉が飛び交いガチです。
なぜか?「この数字を見て、何を判断するのか」が決まっていないうえに設定されていないからです。
設計されたGA4の状態。正しく設計されたGA4
最初に決めていること
- このサイトのゴールは何か?
- 成果と呼べる行動は何か?
- その一歩手前の行動は何か?
GA4上で見ている数字
- お問い合わせ完了数
- お問い合わせ率
- 流入元別のお問い合わせ数
- 成果につながったページ
◆ 見る指標は 5〜10個程度
◆ それ以上は見ない
あくまでも経営者は最低限抑えるべき指標を追い、細かい探索の分析は専門家や社内の分析人材に力を借りましょう。
対比を「会話」で表すとこうなります
設計されていないGA4
「PVは先月より増えました」
「直帰率は下がってます」
「平均エンゲージメント時間は…」
👤 経営者
「で、売上は?会員登録数は増えていますか?」
👤 担当者
「……」
設計されたGA4
「先月よりお問い合わせが12件増えました」
「増えた原因はこのページです」
「この流入経路が一番効いています」
👤 経営者
「じゃあ、ここに力を入れよう(リソースを投下しよう)」
意思決定が一瞬で終わります。
中小企業にとって本当に必要なGA4設定とは?
大企業のような複雑な設定は不要です。中小企業がまず見るべきは、この3つだけです。
①「お問い合わせ・購入」が正しく計測されているか
- フォーム送信
- 電話タップ
- 購入完了・会員登録完了など
これが取れていないGA4は、使っていないのと同じです。数多くのクライアント様を支援させていただきましたが意外と設定がされていないケースが多かったです。取れているかわからない経営者の方は、早めにGA4の設定見直しを行いましょう。
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②「どこから来た人が成果を出しているか」
- Google検索
- 広告
- SNS
- 他サイトからの紹介
集客施策の良し悪しは、ここで初めて判断できます。どういった経路から目的達成に繋がりやすいかは把握しておきましょう。
③「どのページが成果に貢献しているか」
- 見られているだけのページ
- 成果につながっているページ
「頑張って更新しているページ」が本当に意味があるのか?が、数字でわかります。
②と合わせてどこの経路からどこにランディングした際成果が出やすいかをパターンで理解しておきましょう。
よくある失敗パターン(中小企業あるある)
設定だけ外注して終わり
→ 数字は出るが、誰も活かせない状態で放置されています。
データは溜まっているはずなので「分析」をして「活用」していくための一歩を踏み出しましょう。
GA4を見ているだけで満足
→ 改善アクションにつながらない。なんとなく増えた・減ったは把握できているが深掘りして課題点が見つかっていない状態
分析の観点・メガネをもってGA4のデータを分析してみましょう。
難しい指標を追いすぎる。目標がふわふわしている
→ 経営やマーケティング施策判断が遅れる
GA4は「見ること・眺めること」が目的ではありません。“判断を楽にすること”が目的です。
仮の目標でも良いので、「サイト上でユーザにとって欲しい行動」を洗い出し設定しましょう。
同じ会社でも、設計をするかしないかで大きく変わります
Before(設計なし)
- 毎月GA4を開くが、眺めるだけ
- レポート作成に時間がかかる
- 改善施策が感覚頼り・成果が曖昧
After(設計あり)
- 月1回、見る数字は同じ
- 5分で状況が把握できる(問題や課題点のあたりづけが早くなる)
- 成果の有無がはっきりし、施策を「やる/やらない」の判断が早い
GA4を「経営に使えるツール」にするために必要なこと
それは、次の3点です。
- 事業に合ったKPIを決める
- GA4の設定をKPIに合わせて整える
- 数字→改善アクションまで一緒に考える
ここまでやって、初めて「GA4を導入した意味」が生まれます。
中小企業にとって重要な視点
中小企業に必要なのは、
- 高度な分析
- 難しい指標
- 分厚いレポート
ではありません。
必要なことは
- 判断が早くなること
- 失敗・アラートに早く気づけること(リンク切れや、間違ったページへのリンク等含む)
- 限られたリソースを間違えず使うこと
GA4は「分析ツール」だけではなく「マーケティング判断を楽にする設計ツール」なのです。
GA4設定・分析をプロに任せるという選択
中小企業活用のポイント
- 専任担当を置けない
- 学ぶ時間がない
- 判断スピードが重要
という制約があります。
だからこそ「全部自分でやる」よりも、「必要なところだけプロに任せる」方が、結果的に安く・早く成果が出ます。
観省庵のサービスでご提供できること
- 中小企業向けGA4初期設定・見直し
- 本当に必要な指標だけに絞った設計
- 経営判断に使えるレポート整理
- 改善アクションの壁打ち・伴走支援
※専門用語を極力使わず、現場で使える言葉で説明します。
まとめ
- GA4は「入れただけ」では意味がない
- 中小企業ほど、シンプルな設計が重要
- 正しい設定ができれば、見る数字は少なくていい
- GA4は“判断を早くするための道具”
もし今、GA4が「よくわからない箱」になっているなら、
一度立ち止まって、設計から見直すタイミングです。
次のアクション
◆ 「うちのGA4、ちゃんと使える状態?」
◆ 「設定が正しいかだけ確認したい」
そんな方向けに、GA4簡易チェック・相談から対応可能です。
無理な営業は一切しませんので、お気軽にご相談ください。




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